子どもはしばしば、あるこだわりものに夢中になりたくてたまらなくなります。その欲求に任せて安易に購入してしまうのは親としても大変わかりやすい反応です。
しかし、すぐに飽きて放置してしまう場面も少なくありません。子どもの気まぐれな判断力を考えると、ある程度の抑止力が必要です。金銭的な成功や地位の獲得も重要ですが、幸福感を高めるうえでは人間関係の豊かさが特に大切だと言われています。
そこでおすすめなのが、「1週間我慢してからまた相談する」という対応です。1週間後には、そのこだわりが幾分か薄れている可能性が高いです。その際に再度、本当に必要なものなのか、悩みぬいて考える良い機会になるはずです。
この方法で子どもの衝動買いを未然に防ぎつつ、主体的な判断力を養成することができるでしょう。