ホンダのNシリーズの一つとして2013年に登場した車がNoneです。この車は、ホンダがかつて販売していたN360をモチーフにして、。コンセプトが立てられ開発された車です。ホンダ社内では、コンパクトカーからのダウンサイザー向けの車と言う狙いもあり、コンパクトカーなどの。上位クラスからの乗り換えでも満足できるように仕上げられています。
最初に目に留まるのは、その個性的なスタイリングです。ルーフとボディが2トンカラーを選択できる他、内装の質感も一般的な軽自動車に比べると高く作られています。上級ブレードには、専用の内装色やドアトリムの設定もあり、軽自動車よりも一つ上のクラスの質感に仕上がっています。
Noneには、ホンダが得意としているセンタータンクレイアウトが採用されており、さらにホイールベースも同社のフィットよりも長く設計されている為、。後席乗員の足元スペースはかなり広くなっています。エンジンには自然吸気エンジンとターボ過給エンジンの2種類が用意されており、その差額は約8万円程度と、ターボ車を選択することも十分可能な価格設定です。詳しくはこちら→ ジムニー リース
Noneに搭載されているエンジンは、ホンダが得意とするVTEC技術と、シリンダー壁の薄肉化等によって熱効率が改善されています。それによってノンターボモデルでJC08モード燃費が27km/Lとなっており、高い燃費性能も獲得しています。走行性能の面では、ターボグレードなどの一部のグレードには、スタビライザーが標準装備化されているため、脚周りの安定性が高くなっています。
街中の走行が多くなる軽自動車にしては、脚周りは硬めの設定となっている為、多少のごつごつ感はありますが、その分高速道路などの高速走行時の安定性が。高めらています。燃費が良く、個性的なデザインも持ち、維持費も安い、そんな車を求めている人には、ピッタリな車と言えます。